銀座上空の密かな遊び。極上のイモ、ではなく、屋上のイモ。
銀座では2006年から屋上で養蜂が行われています。仕掛け人は「銀座ミツバチプロジェクト®︎」(通称 銀ぱち)の代表世話人 田中淳夫さん。ミツバチたちの蜜源のために屋上緑化が広がり、今では1000㎡超。けれど、なかには人の手が入らず耕作放棄地化した屋上もちらほら。そんな時、たまたま田中さんが千葉県神崎町からサツマイモの苗を頂きました。
『そうだ、イモを育てよう!』そうすれば、ご褒美にイモが採れる。この”ご褒美”というのが、屋上緑化の維持には大切でした。屋上のイモを通じて様々な人が芋づる式に繋がりました。お酒の原材料には、極上ならぬ屋上のイモ10%、福岡の福祉作業所の皆さんが作ったイモ90%が使用されています。